神楽占いの坂

超層化による個としての変化と、それによる集団の変化、新たな可能性

コラム

「現象の抽象的な構造認識と、その質感」

現象はその背後の集合意識や、その集合意識により形成された様々な表層の認識、慣習、文化、システムなどから形成されている。

各対象や現象の構造を抽象化して捉えるとき、それを形成する本質と、それが様々な構成要素(表層の認識、慣習、文化、システムなど)により、現象化(我々が認識できる状態にするということ)されていると捉える。

そして、その本質から形成された現象は、その構成要素との兼ね合いから、エネルギー的な違いを感じられる。

その違いは、感知する存在の性質により、どのように関知されるかは様々だが、軽さや重さ、より質が高いかなどを、感知することができたりする。

より本質的には、現象における本質は、上記のように認識化、言語化できるものではなく、無分別のものである。

ただ、認識の領域において、便宜的に上記のような認識を見いだすことにより、より深い領域を意図して働きかけることが行いやすくなる。

「質感のレイヤー構造と、超層化」

本質から形成された現象の質感は、構成要素を変えることで、より高いものに変化していく。

その質感の違いを段階的に捉え、その各段階を層(レイヤー)として捉える。

質感は各レイヤー内での上下やバリエーションがあるように感じられるが、そのレイヤー内では、同様の質感を根底に持つ感覚がある。

例、色で例えると、薄い青、緑がかった青など、いろいろあるが、どれも「青」という感覚、認識は共通しているという感じ

そして、レイヤー(層)が変わるというのは、その既存のレイヤーにおける、共通項となっている質感から、別のものに切り替わったと、感覚的に感じられる時である。

例、上の色の例で言うと「青」から「緑」への切り替わりを指す

この質感の層(レイヤー)を変えること、つまり、既存の現象を別の層(レイヤー)の質感の現象に変化させることを、個人的に「超層化」と呼ぶ。

「超層化を活用することによる、各対象の本質の素晴しさを尊重した上での変化の可能化」

この超層化という認識により、既存の現象(対象)を否定的に別の視点での何かで塗り替えるのではなく、その現象(対象)自体や、その現象の本質を認めた上で、より高い質感のものに引き上げることで、既存において望ましくないとされている事象や感覚を変えたり、更なる素晴らしいものへと昇華させる、ということができる。

AとBの対立や矛盾、AをBに合わせたり、逆にBをAに合わせたりすることなく、それらのどちらにくみすることなく、その両方をその本質から捉え、本質が表現化されたものとしての現象を、その質感を高める形にすることで、現場生じている現象(対立など)を変えていくことができる。

この超層化という認識により、それぞれの本質の素晴しさ、尊さを大切にしたまま、変化を創造していける。

「超層化による、全体における現象やその展開のゆらぎ自体の引き上げの可能化」

超層化は、ある視点において、ネガティブとされるものを、その視点からポジティブなものにするのではなく、そのネガティブとされるものの本質に立ち返り、そこから、より高い質感のものに変える。

これにより、全体に生じている現象とその展開における、山あり谷ありのゆらぎを無くすということではなく(感情や感覚を無くすというアプローチではなく)、そのゆらぎ全体の質感を高めることで、ポジティブな感覚はより一層高め、ネガティブな感覚は気にならなくなるところまで弱めた状態のゆらぎを形成する。

例、美味しさで例えると、ゆらぎの中に、美味しいと不味いがあるのではなく、美味しいとさらに美味しいがある感じ

ゆらぎ全体を引き上げることで、水を熱し続と続けると気体に変わるように、「不味い」の臨界点を超え、「美味しい」にしてしまう。
そのように、生じる質感を変えるということができる。

この超層化は、極めて主観的な感覚で成り立っているものであるが、この主観的な認識を活用することで、質感(エネルギー)の変化を意図して行いやすくなる。

「超層化の人を対象とした場合の説明」

超層化を人を対象として言えば、その魂としての本質はそのままに、そこから形成される価値観、表現、在り方の質を、あげるということ、と言える。

これは、規則に対して厳粛で、規則から外れた方法を受け付けられなかったり、そうした規則外の在り方、人に対して、厳しかった人が、いきなり自由人になったり、そうした在り方の方にするということではない。
(その人の本質から大きく離れている場合、表面上真逆な振る舞いをする場合もあるが、そうした場合を除く)

そうではなく、対象や現象は、尺度によって、様々な切り取り方が可能であり、その尺度により、正誤や善悪などは、如何様にも変化するということ、
どの尺度を採用するかは、より深く突き詰めると、自らの感覚や直観、真実を元にしていたり、それを元に採用されている信念を根拠としていること、
そして、それは変化していくものであり、絶対的でないということ、

などなど、各人において、影響を受ける認識は様々だが、それらが府に落ちることで、本質的な性質はそのままに、状態が変化して、その本質から形成された現象としての行動、表現、在り方などが変化する、という形である。

また、自らの存在が無条件で認められている等といった感覚や体感を感じる体験をすることによっても、その人の本質はそのままに、そこから生じる現象が変化する。

それにより、自らと異なる相手や対象に対して、自らを守ろうとして生じる、批判や否定といった反応がやわらいだり、無くなったり、内面の中で、選択しなくなったりする。

そうした変化を内在した上で、その存在としての本質の一要素としての、規則を重んじる性質(より本質的には、ある尺度を採用し、それによる判断を元に行動を決定する性質など)はそのままに、規則外の在り方や考え方を理解し認められるようになったり、より柔軟な考え方ができるようになったりして、その人の表現、行動、反応、在り方が変化する。

それらの変化に伴い、その在り方から感じられるものの質感が軽くなったように感じられたりする。

また、その質感の変化により、反発しあっていたタイプの人や集団を、理解したり、認めたりすることができるようになったりして、対立し合っていたようなものが、協力し合えるようになったりする。

「超層化による個としての変化と、それによる集団の変化、新たな可能性」

そうした個としての変化は、個だけに留まらず、集団としても、今まで生じていた集団での現象の変化にも繋がり、集団において今までに無かったような、新しい質感の現象が生じるようになったりする。

これは、人類の既存において問題として生じている、対立や争いなどの現象が根本的に無くなるというようなものだけでなく、新しい人同士の関わり方による新しい現象が生じ得るということも示している。

コラム
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プロフィール
書いた人
沼口 健太(ドリーマK)

皆さん始めまして!
ドリーマーKこと沼口健太です!
少しだけですが、自己紹介させて下さい!

日々、日常の中で、様々な気付きがあります。自分自身の本質について、この世界の本質について、どのような世界が理想的なのか、理想的な世界をどのように形にしていくか、などなどです。

それをどのように表現していくか、いろいろと模索して来ましたし、今も模索中です。

最近、レイキを習い始め、スピリチュアルな世界についても、より体感が高まって来ました。

どんな方でも、少しでもご興味を持たれた方がいましたら、是非お話できたらなと思います!

「地球レインボー化計画」

よろしくお願いします!

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